【ユーロドルの損益計算】やり方をわかりやすく説明!

 

米ドル/円やクロス円の損益計算は一目瞭然です。

でも、ユーロ/ドルやポンド/ドルなど【円が絡まない】通貨ペアで取引するとなると、「日本円にするといくらの損益になるのか」がわかりづらいですね。

たしかに、実際にエントリーしていれば、日本円での損益がリアルタイムで取引画面に反映されていますので問題ないといえばそれまでです。

とはいっても、トレードする前に目標pipsからだいたいの損益計算をする上でも便利なので、計算方法を知っておいて損はないでしょう。

この記事では、ユーロドルを例に具体的な損益計算を簡単にご説明したいと思います。

損益計算の手順【円の絡まない】通貨ペア

さて、手順はざっと以下のようになります。

(1)1通貨あたりの利益を計算する
(2)ドルでの利益を計算する
(3)ドルの利益を円に換算する

ポイントは、「1通貨あたりの利益計算」です。

では、具体的に見ていきましょう。

具体的な損益計算【ユーロ/ドル】の場合

取引通貨の量、ユーロドルのレート、ドル円のレートをチェック

1万通貨で「買い」のポジションを持つとします(取引通貨の【量】をチェック)。

1ユーロ=1.12000ドルでエントリーして、1ユーロ=1.13000ドルで決済する場合、日本円になおすといったいどれくらいの利益になるか?(ユーロドルの【レート】をチェック)

 

この際にポイントとなるのが米ドル/円のレートです(【ドル円】レートをチェック)。

 

ユーロドルだけみると何pipsで何「ドル」の利益になるか知ることは可能です。

しかし、ユーロドルで取引した場合の利益が最終的に日本円でいくらになるかは、【決済時のドル円レート】に左右されますので最後までわかりません。

 

ドル円レートを介して最終的な日本円での損益が決定するのです(当たり前のはなしですが・・・)。

今回の例では、決済時のレートを1ドル=100円としましょう。

では、具体的にどのような計算になるでしょうか。

順を追ってご説明いたします。

(1)1通貨あたりの損益を計算する

取引量は考えずに、とりあえず為替レートだけ見ます。

 

エントリー時の約定レートが1ユーロ=1.12000ドルで、決済時の約定レートが1ユーロ=1.13000ドルですので、1通貨(1ユーロ)あたり0.01ドルの利益になります。

1ユーロあたりの利益を計算する
1.13000ドル(決済時)ー1.12000ドル(エントリー時)=0.01ドル(利益)

 

(2)ドルでの利益を計算する

ここで取引量を見ていきます。

1通貨(1ユーロ)につき0.01ドルの利益が出るということは、1万通貨(1万ユーロ)だと100ドルの利益になりますね。

0.01ドル×1万(通貨/ユーロ)=100ドル(利益)

 

ここまでくれば、もう簡単ですね。

(3)米ドル/円の計算をする

決済時のドル円レートは、1ドル=100円でしたね。

とすると100ドルの利益ということは、日本円に換算すると1万円の利益になります。

100円×100(ドル)=1万円(利益)

これでユーロドルでの利益が日本円でいくらなのかがわかりました。

ユーロドルなど、数字がずら〜っと並んでいる通貨ペアは計算が少々めんどくさそうですが、しっかり順を追って計算すればそうでもありません。

【ここがポイント】二重のチェックが必要!

いま見てきたように、ユーロドルの場合、最終的には米ドル/円のレートによって日本円での利益が決まるということには注意が必要です。

 

たとえば上の例でいうと、ユーロドルで100ドルの利益が出ても、【決済時のドル円レート】が1ドル=99円だったとしたら、利益は9,900円になってしまいます。

99円×100(ドル)=9,900円

 

もちろん、逆の場合で決済した時のレートが1ドル=101円であれば、1万1000円になります(こっちのほうがいいですね)。

この点、円がらみの通貨ペアだと、「1万通貨で1円動いたら1万円の損益」という感じでわかりやすいのがメリットです。

 

ちなみに、円もドルも絡まない通貨ペアの場合も同じように日本円に換算します。

たとえば、ユーロ/ポンドの取引だったら、ポンドの利益を「ポンド/円」のレートで換算するわけです。

 

円の絡まない通貨ペアで取引する際は、取引している通貨ペアでの損益にもう一つの要素【日本円でのレート】を加味しなければならない(こちらの決済時レートが最終的な損益に影響を与える)という点を意識しておく必要があります。

 

要するに、つぎのような項目について二重のチェックが必要ということですね。

(1)取引している通貨ペアの為替変動
(2)対日本円レートの変動

 

以上、円の絡まない通貨ペアの損益計算方法でした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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