【フィボナッチ・リトレースメント】オカルト?機能する!?

 

中世のフィボナッチと現代のFX

みなさんは、フィボナッチという言葉を聞いたことがありますか?

フィボナッチとは、中世でもっとも才能があったといわれているイタリアの数学者です。

 

中世の数学者が現代のFXと何の関係があるのか?ということですが、このフィボナッチさんが編み出した(?)数列(フィボナッチ数列)から出される比率が現代の相場分析に利用されているんです。

フィボナッチ数列とは、0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、114・・・・・と続く数列のことで、最初の2項(0と1)をのぞいて、それ以降の項がすべて直前の2項の和になっているのが特徴です。

 

たとえば、2の直前の2項(1と1)の和は2となり、5の直前の2項(2と3)の和は5となり、8の直前の2項(3と5)の和は8となり・・・という具合につづきます。

だから何?っていわれても困りますが・・・。

 

フィボナッチ比率と黄金比

このフィボナッチ数列では、前後の項の比率が61.8%に近づいていきます。

たとえば、34と55という2項だと、34を55で割ると約0.618になって、パーセントでいうと61.8%になります。

この61.8%という比率は、人がもっとも美しいと感じる比率で黄金比とも呼ばれています。

 

この黄金比を自然界にみられる法則として数式化したのが、フィボナッチさんです。

ひまわりの種やパイナップルのかさの螺旋状の並び具合、うさぎの出生やミツバチのオスとメスの比率など自然界のものから、ミロのヴィーナスやパルテノン神殿、現代ではクレジットカードの縦横比やアップル製品のデザインやグーグルのロゴといったものにまでこの比率がみられます。

 

フィボナッチ・リトレースメントの使い方

やっと、FXと関係のあるお話に入ります。

相場の世界では、フィボナッチ・リトレースメントとして、この「61,8%」に「38.2%」と「50%」を加えた3つの比率が主に用いられています(もっと他の比率もありますが)。

フィボナッチ・リトレースメントとは、相場の流れが反転するポイントをはかるために用いられるテクニカル分析のひとつです。

 

フィボナッチ・リトレースメントは、どこがサポートとなるか?どこがレジスタンスになるか?を見極めるために用いられます。

 

フィボナッチを使う場合は、まず上値を下値をとらえます。

この2つのポイント(上値と下値)の差をフィボナッチ比率で分割することで反転ポイント(値)を割り出します。

こんなかんじです。

上値と下値を結んだ線をいろいろな比率で分割したライン(赤)が引いてあると思います。

 

具体的にどういう使い方をするかというと、たとえば上の図の場合、<下値>から<上値>へ向けて上昇トレンドになっていますが、このときの押し目買いを狙いたいときに便利です。

押し目買いとは、上昇トレンドでの一時的な反落ポイント(押し目)で「買い」のポジションを持つことです。
反落して値が一旦下がったところで、割安に買いポジションをもってその後の値上がり(上昇トレンドの継続)を期待します。
ちなみに、下降トレンドの場合は戻り売りになります。
戻り売りとは、下降トレンドでの一時的な反発ポイント(戻り)で「売り」のポジションを持つことです。
反発して値が一旦上がったところで、より高い(有利な)値で売りポジションを持ってその後の値下がり(下降トレンドの継続)を期待します。

 

このまま上昇トレンドが続くと考えるのであれば、図の<下値>から<上値>まで上昇した値は一旦ある程度下落して、それから上昇を再開すると考えるのが一般的です。

 

では、どこまで下落するのか?下落した値はどこで反発して上昇を再開するのか?(戻り売りの場合は逆)

このポイントを探るのに役立つのがフィボナッチ・リトレースメントというテクニカル分析なのです。

 

先ほどと同じチャート(↓)

図の<上値>のところにある水平ラインの右側に<0.0>とありますね?

これはフィボナッチ比率が0.0%という意味で、いわばスタート地点です。

そこから下の水平ラインをみていくと、順に<23.6>、<38.2>、<50.0>、<61.8>、<100.0>とあります。

これらの数字のラインをみていくわけです。

 

たとえば、<上昇>から反落した値が23.6%のラインで反転し、再び上昇しはじめた場合、23.6%のフィボナッチ比率が機能したことになります。

23.6%という比率は他の比率よりも「浅い」ため、ちょっと下落してすぐまた上昇に戻ったという意味で、<下値>から<上値>への上昇トレンドは比較的強いといえます。

つまり、この比率が大きくなればなるほど(深くなればなるほど)、トレンドの勢いは弱くなると一般的には考えられています。

 

メインとして使われている比率は、前に述べたように<38.2%>、<50.0%>、<61.8%>です。

 

結局、フィボナッチって機能するの?

自然界の法則だとか、最も美しいだとか、そんなわけのわからない根拠をもとにした数字でトレードして大丈夫なの?なんか胡散臭くない?

こんなふうに思われる方も結構いらっしゃると思います。

フィボナッチなんてオカルトだ、なんて言われたりもしているみたいです。

 

ところがどっこい!

けっこうバチッと決まったりするんですね〜。

 

「お約束」みたいな感じで反転すると「あ〜、みんなココ意識してたんだな〜、みんなフィボ仲間だ」なんてチャートを見ながら思ったりします。

自分がエントリーした比率のところでしっかり反転してくれると、「フィボナッチ最高!!」ってなりますね。

もちろん、完全無視でスルーされるときもありますし、自分が思っていた比率と違う比率のところで反転することもたくさんありますけどね。

 

ちょっと謎めいた分析手法のフィボナッチ・リトレースメントですが、神秘的なフィボナッチ比率だからこそ機能するのか?それとも、ただ単に世界中のフィボナッチ信者が意識するから機能するだけなのか?

実際のところよくわかりませんが(個人的には後者だと思う)、フィボナッチ・リトレースメントは単なるオカルトでは済まされないな、と感じています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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