【FXとは?】メリット&デメリットを総まとめ!

 

この記事では、FXの初心者の方、特にこれから始めてみようと思われている方を想定して、FXとはどういうものか?についてメリット・デメリットというかたちでご紹介しています。

 

FXとは通貨の売買のこと

 

FXとは、外国為替証拠金取引のことです。

 

foreign exchange(外国為替)という英語から生まれた和製の言葉で、外国では一般的に<Forex>といわれています。

FXとは、ひとことでいうと「通貨の売買」です。

たとえば、日本円を売って米ドルを買うという取引です(外国為替取引)。

身近な例でいうと、海外旅行のときに日本円を現地の通貨に両替する行為がそうです。

 

では、FXでの証拠金取引とはどういうものでしょうか?

証拠金取引とは、取引によって生じた損失をカバーするためのお金をあらかじめFX業者に証拠金として預けておこなう取引のことです。
取引をはじめるには、まずFX業者に証拠金としてお金を預けます。
すると、預けたお金の何倍もの(現時点の日本では最大25倍)お金をつかって外国為替取引ができるようになります。
損失を出せばその分証拠金が減り、利益が出ればその分証拠金が増えます。

証拠金が減ると運用できるお金も減りますし、逆に証拠金が増えると運用できるお金も増えます。

これが外国為替証拠金取引になります。

 

取引を続けながらお金を増やすこともできれば、逆に減らしてしまうこともあります。

たとえば、取引をしているうちに損失が増えていったとします。

損失の総額が一定の割合に近づいてくると、証拠金を追加しなければなりません。

通常は「そろそろ証拠金を追加したほうがいいですよ」というお知らせ(マージンコール)が来ます。

そこで証拠金を追加せずに一定の割合に達してしまうと、取引がすべて強制的に決済(ロスカット)されてしまいます。

 

ロスカットされたら、そこでゲームオーバーです。

証拠金を追加しない限り、取引できません。

言い換えれば、ゲームオーバーにならない限り、取引を続けてお金を増やしていくこともできます。

 

FXのメリット

 

FXには、株や投資信託、外貨預金などとは異なった様々な特徴があります。

まず、FXのメリットからみていきましょう。

(1)レバレッジを効かせて少ない資金でも始められる
(2)週5日24時間取引できる
(3)手数料が安い
(4)買いからでも売りからでも取引できる(株だと基本は買い)
(5)スワップポイントからも利益を得られる
(6)株と比べて市場が公正に機能している(インサイダー取引などがない)

 

(1)レバレッジを効かせて少ない資金でも始められる

 

株の場合、一概には言えませんが、大企業などの株だと数万円から数十万円ほど必要になります。

一方、FXではレバレッジを効かせることによって、少額の資金で取引を始めることができます。

レバレッジとは、「てこの作用」を意味します。
つまり、レバレッジ効果という「てこの原理」(小さな力で大きなものを動かす原理)を使うことによって、少ない資金で大きなお金を運用することができるのです。

 

日本のレバレッジは最大25倍となっています。

 

ですので、日本国内の場合、FX業者に証拠金として1万円預けると、通常は最大25万円を使って取引できることになります。

 

1ドル=100円だとすると、単純に考えて、2,500ドル買えることになります。

10万円を証拠金として預ければ、250万円の運用が可能です。

100万円の証拠金なら2500万円を運用できます。

 

当たり前ですが、より大きなお金をつかって運用ほど、利益もより大きくなります。

たとえば、レバレッジを効かせない普通の両替を考えてみてください。

Aさんは2500ドル、Bさんは2万5000ドル、Cさんは25万ドルをそれぞれ買ったとしましょう。

 

1ドル=100円のときにドルを買って、1ドル=101円のときに売ったとします。

1ドルにつき1円の利益が出ます。

 

2,500ドル買ったAさんは、2500円の利益を得ます。

1円×2500(ドル)=2500円

 

一方、まったく同じときに取引をした場合でも、25,000ドル買ったBさんは2万5000円の利益を得ます。

25万ドルを買ったCさんは、25万円の利益を得ます。

繰り返しですが、1ドル=100円のときに買って1ドル=101円のときに売った、という行為そのものは三者ともまったく同じなのです。

 

手持ちのお金では2,500ドルしか買えないAさんですが、BさんやCさんと同じ利益をあげる方法があるのです。

そう、レバレッジを効かせるのです。

Aさんは、レバレッジを10倍効かせることにより、2,500ドルの10倍にあたる2万5000ドルを買うことができます。

その結果Bさんと同じく2万5000円の利益を得られるのです。

1円×2,500(ドル)×10(レバレッジ)=2万5000円

 

このように、レバレッジを効かせることによって、少額の資金で通常の運用では不可能なお金を運用することができるのです。

結果、より大きな利益が見込めることになります。

 

ただ、レバレッジは高くなればなるほど損失も大きくなりますので注意が必要です。

初心者の方が、いきなりハイレバレッジで多額のお金を運用すると、証拠金を一瞬で失ってしまうなんていうことも起こり得ます。

ですので、はじめのうちは低いレバレッジで取引して経験を重ねていくことをおすすめします。

 

(2)週5日24時間取引できる

 

為替は世界中で取引されています。

日本が夜でも、他の国ではバンバン取引しています。

 

為替市場は、大きく分けると3つの市場に分けられます。

アジア(東京)市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場です。

アジアが夜になっても、ロンドンやニューヨークの市場では取引が行われています。

 

株の場合は、証券会社を通した証券取引所取引となり、午前と午後に分かれてそれぞれ取引できる時間が決まっています(実際は夜間取引というのもありますが)。

しかし、FXの場合は基本的に土日以外は24時間営業の世界です。

ということは、仕事をしている人でも、就寝前に取引ができることになります。

家事や育児のちょっとした合間に取引することも可能です。

 

株の場合、仕事から帰って夕食をとってさあ、やるぞ!といっても、株式市場はとっくに終了しています。

でも、FXならいつでも取引できます。

やろうと思えば夜を徹して取引することだってできるのです。

 

このように時間的な観点でも、株と比べるとFXの方がだんぜん<参加しやすい>といえるでしょう。

 

(3)手数料が安い

 

FXの場合、「取引手数料」は基本的に無料です。

なぜかというと、スプレッドという売値と買値の差額で利益を上げているからです。

このスプレッドが実質的な手数料になります。

 

米ドル/円でいえば、0.3銭というスプレッドが業界の宣伝文句になっています(記事執筆時)。

スプレッドが0.3銭ということは、1ドル=100円とすると、10,000ドル(1万通貨)買った場合の実質的な手数料は30円になります。

 

この手の計算に慣れていない方は「?」だと思いますので、もう少し詳しく説明します。

1銭は1円の100分の1です。
つまり、1銭=0.01円になります。
なので、0.3銭だと、0.003円になります。
上の例では、1ドルにつき0.3銭(0.003円)のスプレッドです。
ですので、10,000(ドル)×0.003円=30円という計算でした。

 

投資信託だと購入手数料のほかに信託報酬も取られますし、FXとなんだか似た雰囲気のある外貨預金もFXと比べてはるかに高額な手数料を取られます。

 

このように他の金融商品と比べてみるとFXの手数料は安いといえるでしょう。

 

(4)買いからでも売りからでも取引できる(株だと基本は買い)

 

株の場合、投資のスタンスとしては株主となるわけで、基本的には自分が持っている株を発行している企業の価値が上がる(それによって株価が上がる)ことを期待するわけです。

ですので、株は「買う」のが基本です(信用取引で「空売り」から始めることもできますが、貸株料などの手数料もかさむためスタンダードな取引方法ではありません)。

 

これに対して、FXの場合は一方の通貨が他方の通貨に対して強くなるか(弱くなるか)という通貨ペア(二つの通貨)間の強弱関係を予測するものです。

ですので、たとえば、米ドルと日本円という通貨ペアの場合、これからドルが円に対して強くなる(円安ドル高になる)と予測する場合は、ドルを「買う」ことになります。

 

逆に、ドルが円に対して弱くなる(円高ドル安になる)と予測する場合は、ドルを「売る」ことになります。

株の空売りとは異なり、FXでは、売りから入っても特別なコストはかかりません。

 

このようにFXの場合は「買い」が基本の株とことなり、「買い」と「売り」という二つの選択肢が基本としてあるわけです。

 

(5)スワップポイントでも利益をあげられる。

 

スワップポイントとは、通貨ペアの一方の国の金利と他方の国の金利の差を調整した金利差調整分のことです。
基本的には金利の低い国の通貨を売って金利の高い国の通貨を買って保有を続けると、スワップポイントが実質的に毎日もらえることになります(土日分はまとめてもらえます)。
逆に、金利の高い国の通貨を売って金利の低い国の通貨を買うと、マイナススワップとなってスワップポイントを実質的に毎日支払わなくてはならなくなります(土日分はまとめて支払うことになります)。
スワップポイントは毎日発生しますので、長期でポジションを保有すればスワップポイントで利益を積み重ねることもできます(ただ、スワップポイントは変動しますので注意が必要です)。

 

(6)株と比べて市場が公正に機能している(インサイダー取引などがない)

 

インサイダー取引とは、規制の対象となっている人間(会社の関係者など)が株価に影響を与えるような重要な事実を知りつつ、その発表前に株などを購入(売却)することをいいます。

 

FXの市場は、株式市場とは比べ物にならないくらい大きな市場です。

外国為替市場の一日の取引高は約600兆円にもなります。

 

これにくらべて日本の株式市場は東証一部、二部、新興市場などひっくるめても3兆円にも及びません。

株価については重大な影響を及ぼしそうなレベルの事実でも、外国為替市場はびくともしません。

規模が違いすぎるのです。

ですので、インサイダー取引そのものは存在しません(これって考えようによってはインサイダー取引と同じじゃない?というようなことはありますが)。

外国為替市場に影響を及ぼすのは、基本的には大統領や首相、中央銀行の総裁など主要国の要人発言や重要な経済指標の発表、経済危機、大規模地震などの自然災害くらいです。・・・あととミセス・ワタナベも(!?)

 

以上のことから、FX市場は比較的透明性の高い市場といえます。

 

FXのデメリット(注意点)

 

デメリットというよりも、【こういう点に注意しましょう】という感じですね。

(1)レバレッジによるリスク
(2)マイナススワップ
(3)流動性リスク
(4)週末リスク
(5)システム障害のリスク

(1)レバレッジによるリスク

 

メリットの方でおはなししたとおり、FXの魅力はなんといってもレバレッジを効かせて元手の資金よりも多くのお金を運用できる点にあります。

レバレッジを効かせれば、少額の資金でより多くの利益を得られるとおはなししました。

 

しかし、より多くの利益を得る可能性があるということは、裏を返せば「より多くの損失をかかえる」可能性もあるということです。

少額の資金からはじめられるFXは、たくさんの人にチャンスを与えてくれます。

一方、資金管理を怠ると遅かれ早かれ痛い目にあいます(わたしもやらかしました)。

 

こういうおはなしをすると、「やっぱりFXって危なそう」とか思われるかもしれません。

でも、それは株でも他の金融商品でも同じことで、その人次第ですね。

「手っ取り早く儲けたい」という気持ちで安易にハイレバレッジの取引をすると、たいがい「やっぱりFXは危ない」と実感する羽目になります(危ないのは、その人の相場に対する安易な考えです)。

 

しかし、レバレッジがいったいどういうものなのかをしっかりと理解した上で、焦らずコツコツと利益を積み重ねていこうというスタンスで取引を続ければ、FXはあなたをより豊かにしてくれる無限の可能性を秘めたものになるでしょう。

 

(2)マイナススワップ

 

これもデメリットというよりは、あくまで注意点として一応とりあげました。

マイナススワップとは、読んで字のごとく、通貨ペアの一方の国の金利と他方の国の金利の差を調整した金利差調整分(スワップポイント)がマイナスになっているものをいいます。

 

先ほどお話ししたとおり、通常は金利の高い通貨を売って金利の安い通貨を買うと実質的に毎日スワップポイントを支払い続けることになります。

たとえば、金利の高い米ドルを売って金利の低い日本円を買い(「売り」のポジションをもって)、そのまま円を保有し続けるとします(注意:金利の高低関係は変化し得ます)。

すると、実質的に毎日スワップポイント分、口座残高がマイナスになります。

たとえ予測通りに日本円が強くなって含み益(確定前の利益)が出ていても、スワップポイント分はしっかりマイナスになります。

ポジションを保有する期間が長くなればなるほど、マイナススワップはじわじわとあなたの資金にダメージを与えます。

 

もっとも、スワップポイントがプラスの通貨を買うのが有利で、マイナススワップの通貨を買うのが不利ということではありません。

しかし、長期保有のスタイルでトレードする場合は、スワップポイントについても注意が必要になります。

 

(3)流動性のリスク

 

流動性とは、売買のしやすさをいいます。
通貨の取引量が多ければ多いほど、売買はしやすくなります。
逆に、取引量が少ないと、売買しにくくなります。
売買しにくいということは、売りたい(買いたい)ときになかなか希望する値段で売れない(買えない)ことを意味します。
希望する値段で売買ができなければ、それだけ損失につながります。
このように流動性リスクとは、売買したいときに思うように売買できなくて損失を被るリスクのことをいいます。

 

外国為替市場は、株式市場よりもはるかに流動性の高い市場です。

もっとも、主要国の祝祭日や取引の時間帯、経済動向、戦争やテロの勃発などによって流動性が低くなる場合があります。

また、新興国の通貨についても取引量が少ないため流動性リスクが高いといえます。

 

(4)週末リスク

 

週末リスクとは、土日のあいだに相場が大きく変動する要因となるような出来事がおこったにもかかわらず、週明けまで保有ポジションを決済できないリスクのことです。

 

一部の地域(中東)をのぞいて、土日は外国為替市場での取引がありません。

ですので、土日になるとチャートの画面も基本的には固まっています。

 

取引したくてもできません。

月曜日までおあずけです。

 

なにが問題なのかというと、土日の間に世界のどこかで重大な要人発言や自然災害、テロ、戦争、大規模な自然災害などがあった場合に、保有しているポジションを即座に決済できないということです。

 

みんな同じです(中東のバーレーン市場参加者以外)。

身動きできません(バーレーン市場参加者だけ取引しています)。

 

そうするとどういうことが起きるかというと、月曜日の朝ふたたび市場取引が始まった時点で値(価格)が飛んでしまうんです。

終値と始値の間にギャップ(チャート上では空白)ができることを「窓開け」なんていいます。

 

 

損切りのオーダーを入れておいたのに、その価格をすっ飛ばしたレート(ずっと不利なレート)で決済することになった、なんてことが起こり得ます。

この窓空けは週末に起こりやすくなっています。

 

長期保有は確かにスワップポイントで利益を積み重ねることが可能です。

しかしその反面、毎週末このリスクにさらされることにもなります。

 

しばしば、短期のトレードは投機的でリスクが高く、長期のトレードの方がよりリスクが低いみたいな言われ方をします。

でも、長期トレードのリスクがより低いというのは、長期トレードの場合レバレッジをかなり低くするのが基本だからです(自分でコントロールできるリスク)。

相場でのリスク(自分でコントロールできないリスク)が低いことではありませんので注意が必要です。

 

(5)システム障害のリスク

 

自分のインターネット環境で発生するトラブルやFX業者等のシステム上のトラブル(サーバーダウンなど)などが考えられます。

自分のネット環境は自分で気をつけることができます。

 

一方、FX業者のシステム障害については、相場が急激に変動した場合など大量の売買注文が集中して出されるときなどはシステム障害を招きやすくなります。

業者でシステム障害が発生すると取引そのものができなくなったり、誤ったレートが配信されたりといったトラブルが発生し、思わぬ損失を被ることにもなりかねません。

ですので、FX業者を選ぶときはシステムが安定しているところを選ぶ必要があります。

日頃からしばしばシステム障害を起こすようであれば、他の業者を検討してみるのもいいかもしれません。

 

最後にひとこと

 

FXのルールは非常にシンプルですが、継続的に利益を積み重ねていくことはとても難しい世界です。

継続的に結果を出せるようになるまでは地道な努力が必要になります。

あせらず、気負わず、謙虚な気持ちで相場と向き合っていきましょう。

 

以上、「FXとは?FXのメリット・デメリット」でした。

少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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