【スプレッド比率】リスク(損失)の何%か?を意識しよう

FXで口座開設しようといろんな業者をチェックしてると、スプレッド(たとえば「0.3銭」)という文字が目に入ってきますよね?

スプレッドは売値と買値の差のことですが、これが狭いほどトレーダーにとって有利になります。

逆に言えば、スプレッドが広いと不利なトレードを強いられるわけですね。

今回は、このスプレッドについて「コスト」という観点からお話ししたいと思います。

 

スプレッドはFXの取引コスト

スプレッドはエントリーした時点で、取引コスト(実質的な取引手数料)として発生します。

エントリーした瞬間、損益がマイナスになるのはそのため。

FXはマイナスからスタートするという「ハンディ」を追ったゲームというわけですね。

 

というわけで、FXで利益をあげるにはまずこのスプレッド分は確実に取り返さないといけなくなります。

スプレッド分を取り返してはじめてプラマイ「0」となってスタートラインに立つわけです。

10pipsで利益確定する場合でも、スプレッドが0.5銭だとすると、実際は10.5pips分獲得する必要があります。

 

「スプレッドが広くなればなるだけ不利に、狭くなればなるだけ有利になる」という感覚はコスト意識として忘れないようにしましょう。

 

スプレッドがリスクに占める割合をチェック

リスク(損切り幅)に対してスプレッドの占める割合が高ければ高いほど、損切りになる(負ける)確率が高まります。

具体的にみてみましょう。

 

たとえば、(A)損切り幅が10pipsでスプレッド0.5pipsなら、リスク(損失)に対するスプレッド比率は5%。

これに対して、(B)損切り幅が100pipsでスプレッド0.5pipsなら、リスク(損失)に対するスプレッド比率は0.5%です。

 

わかりやすくいうと、スプレッドはこの場合、1対1の100m走で「まったく同じレベル」の相手選手にハンディキャップがあたえるようなもの。

(A)相手に与えるハンディは、5メートル(つまり、相手は5メートル先からスタート)。

(B)相手に与えるハンディは、50cm(相手は50cm先からスタート)。

 

どっちが自分にとってより有利(不利益具合が小さい)かは一目瞭然ですね。

*あ、、、100m走より「綱引き」方が例としてわかりやすかったかな・・・。 ^^;

 

勝率を上げるにはスプレッド比率も意識する

このように、はじめから相手(業者)が有利になっている(スプレッド分だけ自分が不利になる)のがFX。

リスク(損切り幅)に対するスプレッド比率(スプレッドの割合)が大きくなるほど不利な(負けやすい)トレードになってしまいます。

 

なので、損切りの幅を考える際には、そこに占めるスプレッド(コスト)の割合も意識しておきましょう。

特に短期売買の場合は、相対的に損切り幅が狭くなってしまうので要注意ですね。

短期トレードなら損切りは早いうちにするべきではありますが、損切り幅があまりに狭いと逆に「損切り貧乏」になってしまいますから。

 

【おまけ】比率が低いと資金効率が悪化するので注意

では、スプレッド比率を下げるためにリスク(損切り幅)を大きくとればいいのか?

 

そんなことありませんよね。

何より、損切り幅が広くなるとその分、負けた時のダメージも大きくなりますからね。

 

さらに、損切り幅を広く取るとその分、結果が出るまで時間がかかるようになります。

上がったり下がったり、損切りになるわけでもなく、かといって利益確定になるでもなく・・・。

その間、資金は減りこそしませんが増えもしません(スワップポイントを稼ぐことは可能)。

 

利益を資金に回して「雪だるま方式」で資産を少しづつ増やしていくには、リスクをおさえつつもある程度の回転数も必要となります。

トレードが決済されるまで時間がかかるということは、簡単にいうと、それだけ回転率というか資金効率が悪くなるということです。

 

スプレッド比率は高すぎても低すぎても問題あり。

悩ましいところですが、結局のところ自分のトレードスタイル、トレード手法にあったスプレッド比率を検証していくしかありません。

 

以上、リスクにおけるスプレッドの割合(スプレッド比率)を意識しよう、というお話でした。

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